ギフトや贈り物のかけ紙(のし紙)一覧【京都茶匠 きよ泉】

贈り物にかける白い紙は「かけ紙」といい(のし紙といわれることもあります)、その上に結ばれる水引は大きくわけて2種類あります。
1つは、何度あってもよい祝い事に用いられる『蝶結び(別称:もろわな結び、リボン結びなど)』で、もう1つは、結婚や葬儀など人生に一度きりの場合に用いられる『結びきり(真結び、あわび結び)』です。
水引の数は原則として奇数(5本か7本)で、婚礼に関する場合などは5の倍数の10本で結ぶこともあります。
水引の色は、慶事には紅白など、弔事には黒白などで、濃い色が向かって右側になります。
現在では、「水引」と右上に「のし」が印刷された簡略な「かけ紙」が一般的に使われていますが、「のし」は慶事の印なので、弔事や御見舞のかけ紙には付けません。

蝶結び

御中元のし紙

御中元
一般的には6月
中旬~7月15日。
月遅れのお盆の地域
は7月中旬~8月
15日など。
地域によって
異なります。
御礼のし

御礼
お世話になった方
への御礼などに。
お祝いのし紙

御祝
入学や卒業
・出産、新築・
長寿など お祝い
ごと全般に。
 粗品のし紙

 粗品
 ささやかな贈り物に。
御歳暮のし紙

御歳暮
一般的には12月
1日~12月下旬頃。
地域によ
って異なります。
内祝のし紙

内祝
お祝いをいただいた方
へのお返し・
贈り物に。
暑中お見舞のし紙

暑中御見舞
7月15日のお盆を
過ぎて立秋まで
の贈り物に。
立秋を過ぎると
「残暑御見舞」
となります。
 御年賀のし紙

 御年賀
 年始挨拶の贈り物に。
 1月1日~7日
 の期間に用います。

結びきり

寿のし紙

寿

結婚される方
へのお祝いに。
お祝いのし紙

御祝
結婚などに関わる
お祝いごと全般に。
お見舞いのし紙

御見舞
病気・怪我で療養中
の方などへ のお見舞い。
無地のし紙

無地のし(慶事)

かけ紙に目的や氏名の
表記なし。 とくに
表書きを決められ
ないときに。
内祝いのし紙

内祝
お祝いをいただいた方
へのお返し。
快気祝いのし紙

快気祝
病気・怪我が全快し、
お見舞いをいただ
いた方へのお返し。
快気内祝いのし紙

快気内祝
病気・怪我が回復し、
お見舞いをいただい
た方へのお返し。
結婚内祝いのし紙

結婚内祝
結婚のお祝いをいた
だいた方への お返し。
挙式・披露宴に出席して
いただいた方への引出物。

法事・仏事はこちら

御供のし紙

御供
法事のお供え物。
 法事と仏事のしがみ

 無地のし(仏事)
 かけ紙に目的や氏名の
 表記なし。
 とくに表書きを決めら
 れないときに。
志


仏事のお返し。
粗供養熨斗紙

粗供養
仏事のお返し。